大吉が出なくてやんちゃをいう子供にはちゃんと理由があった

きょうはお天気もよくて、参拝日和でした。

甚目寺観音巡拝イベントにご参加くださった皆さん、ありがとうございます。

面白いエピソードがありましたので書きたいと思います。

 

今日は春休みなので、小学生の男の子が参拝に参加してしてくれました。

途中で、その子はおみくじを引きました。

すると「大吉じゃなかった!」と怒っていました。

「結ぶといいよ」と言っても「いいこと書いてあるよ」と言っても

「このおみくじを燃やしたい!」と物騒なことまで言って怒っていました。

お母さんは、いろんな言葉で男の子に接していました。

ですが、気が収まらない感じでした。

私には、「僕は、そんなの聞きたくないんだ!」と心の声が大音量で聞こえてきます。

 

とりあえず、まだ参拝する箇所が半分残っていたので、その子と私たちのエネルギーを調和するように調整をしました。

(こういう時には大人が何を言っても伝わらないので、エネルギー調整に限ります)

 

そのあと参拝を続けていくうちに落ち着いてきて、私にも話しかけてくれました。

少し言葉を交わしてみて感じたことは、「利発なので、子供でいるのがつまんないんだろうな」と。

(大人の事情がまだわからないので、納得いかないことがたくさんある感じかな?)

 

なんとか笑顔で12ヶ所全てを一緒に巡拝してくれましたが、

最後に「なんのためにお参りしたのか?」とまた蒸し返すようなことを言い出し、納得いかない様子でした。

さっきまで、楽しそうにしていたのにです。

私は、思わずニヤニヤしてしまいました。

「いいなぁ。こんなふうに素直に感情を表現できて。」と思いました。

お母さんは上手に子育てしているんだなと感じました。

自分はずっといい子を演じてきたので、こういう自由な子って見ると嬉しいんです。

 

でも、親は大変ですよ。

1から10まで納得するまで向き合わないといけないタイプので、たぶんお母さんは大変だと思います。

こういう子には、思わず大人は力で矯正したくなります。

力とは、罰する、脅かす、ガミガミ言う、責める、文句を言う、批判する、目先の褒美で釣るなどです。

これらを繰り返していくうちに、子供をコントロールして矯正させてしまいます。

 

本来子供は、信頼を持って話せば、結構わかってくれます。

大人のダメなところも知っていて、謝ると大人に比べて感じよく許してくれます。

でも、矯正されてしまうと、こういう良さも矯正されてしまいます。

 

大人のいうことを聞かせるように矯正していくと、その子の魂が萎縮してしまいます。

その萎縮は、大人にとっては都合がいいので、大人は気づきません。

子供のうちは、大人からはいい子に見えますが、少し大きくなってからその萎縮が現れます。

自分の人生を生きたいと感じる年代になった頃、自分らしさを取り戻す課題がきます。

一気にくるとそれはそれで大変な作業です。

もし、矯正してしまったり、その矯正を見て見ぬ振りしてしまったら、

親として、のちのちになって一緒に越えていくことになるでしょう。

それでも、親子の課題なので、間違いでもなんでもなくて、親子だからこその体験なのです。

 

親子もただ生まれて育てただけで素晴らしい関係になるわけではなく、他の人間関係と同じく、信頼を作っていくのものなのです

(ちなみにかのんは、50歳にしてやっと母と信頼し合えるようになりました)

 

子供には、矯正ではなく、甘やかしでもなく、まず向き合いが大切なのだと思います。

親にとって向き合ってる状態は、子育てがうまくいかなくて悩んでいる状態なので

「どうしたらいいんだろう?」と悩んでいるお母さんは、ちゃんと向き合えているのですよ。

 

1つずつ年齢ともにクリアになっていっていたら、いいんですよ。

その頃にはまた違う悩みがあったとしてもね。

矯正して子供が大人しくなったら、親はうまくっていると思って、悩まないものです。

(初めから大人しい子もいますから、大人しいからすべて萎縮しているわけではありません)

 

やんちゃをいう子、我を通そうとする子、素直じゃない子などは、大人の目線では、可愛い感じには映らないでしょう。

ですが、事情があるのです。

子供だからと言って、輪廻転生が少ないわけではなくて、むしろ、親より生まれ変わりが多い子も結構います。

そういう生まれ変わりの多めの子は、子供時代はつまらなかったり、親にいろいろ言われるのが嫌だったり、コマしゃくれてたり、早く大人になりたかったり、大人を尊敬できなかったりします。

子供時代は生きづらいですが、大きくなるとなんの心配もいらなくなったり、落ち着きだしたり、大器晩成型といえばいいのかもしれませんが、大人の状態がしっくりくるのです。

 

反対に、生まれかわりが少なくて、いろんなことがわからないだけの子もいます。

わからないだけなので、わかるようにしてあげると落ち着いたりします。

大人の判断でわかるだろうとういうのは、子供とのずれを生み出しやすいので、わかっているかを確認しながら、伝える必要はあります。

 

誰しもが生まれてきた目的に合わせて性格を持っているので、人生で何かチャンレンジしたいなと思っていたら、エネルギーは多めでしょうから多少やんちゃでも仕方ないですね。

そういう意味では、気の強い子はあえて何かを競わせるのもいいですね。

スポーツでも勉強でも結果がわかりやすくて、本人が没入できるものを探してあげるといいかも。

 

反対に超省エネタイプの子もいます。

そういう子にあれもこれもたくさんやれと言っても難しいかもしれませんね。

日常生活ができて、本人が心地良さそうなら、それでいいのかもしれません。

 

本当にいろんな子がいますね。

その子がどんな子なのかをよく観察して、親側の意向ももちろんあるけど、本人に合う生き方が1番ですね。

 

結局、その子は「お菓子を買いたい」と次の意識になっていたので、

「なるほど。目的をすぐに探す子なんだ」と思いました。

もしかして、インディゴチルドレンかな?

「最近インディゴちゃん少ないよな〜」って朝考えていたから、

まさかの出会う予感だったのかな?

 

でね。

オチもあるんです。

そのあと、お菓子の当たりが出たそうで、

「執念で大吉出しました!」とお母さんからメッセージが来たのです。

それで、謎は解けました。

その子は、「今日は大吉が出る」と知っていたのです。

知っているというのは、第六感的な才能なのです。

 

なのに、おみくじを引いて、大吉じゃなくて吉が出ることに納得いかなかったのですね。

お菓子で出るのかおみくじで出るのかはわからないので、おかしなことになったのですね。

お母さん曰く、そういう不思議な感覚を持っているそうです。

ちゃんと見えないところに理由があったのです。

 

よくわかるわー。

かのん、自分が視た未来世と現実が違う時によく怒ってました。

その子と同じなんです。それじゃなかっただけ。

今がそのタイミングではないだけであることは、往々にしてあります。

「もういいわ!」と諦めたらおしまいなので、自分の感覚を信じて諦めないようにしています。

 

 

勉強になりました。

〇〇くん、ありがとう。

やっぱり子供は新しい情報を持ってますね。

答えを知っているのは子供の方ですね。

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